説明
複数の無垢材を接ぎ合わせて一枚板のように仕上げた、はぎ板の棚板です。
無垢材の質感と強度を活かしつつ、反りや割れを軽減する安定性の高い構造が特長です。
天然木ならではの木目や色合いが一枚ごとに異なり、空間に個性と温もりをもたらします。
収納棚や飾り棚の板材として、幅広い用途にご使用いただけます。
台湾檜(台桧):
- 台湾の高度1800m以上の高地(冷温帯)に分布し、1990年に台湾で伐採が禁止され、現在新材を入手するのは極めて困難な木材です。
- 薬師寺・明治神宮大鳥居・焼失前の首里城等に使われています。
- 特徴:木目は細かく、少し赤みで油分が多く、光沢と強い香りがあり、加工が容易で 耐久性に優れた木材です。
国産桧:
- 本州(福島県以南)、四国、九州に広く分布し、天然産(木曽桧等)と植林(吉桧等)の木材があり、古くから社寺で使われています。
- 特徴:木目はやや薄く、白~ピンクで油分が多く、光沢と独特の香りをもち、加工が容易で耐久性に優れた一級品の木材です。
柾目(目細と目荒)
赤杉:
- 本州、四国、九州に数多く分布し、杉の外側が辺材(白太)、内側が赤身(赤杉)で、はっきり色や見た目の違いがあります。
- 杉丸太の利用カ所によって白杉(白太のみ)源平(白太と赤身)赤杉(赤身のみ)があり、建築材や天井板等数多く使われています。
- 特徴:木目は濃く、桃色~濃赤褐色で白太より油分が多く、光沢と香りをもち、加工が容易で耐久性にも優れた柔らかくて軽い木材です。
柾目(目細と目荒) 板目(目細と目荒)